堤エステートの不動産時事放談|不動産囲い込み、処分の対象に
今、緊急で記事を書いています
昨日の日経新聞電子版で配信された記事ですが、ついに国交省が動き始めたようです!!
不動産囲い込み、処分の対象に 仲介業者が他社に紹介せず 国交省、透明性向上狙う
不動産仲介業者による「囲い込み」が後を絶たない。売却依頼のあった物件を他社に紹介せず、売り手と買い手の双方から仲介手数料を取ろうとする行為だ。国土交通省は宅地建物取引業法の通達を改正し、2025年から囲い込みを確認すれば是正の指示処分の対象とする….
日本経済新聞
記事によると国交省は『宅建業法の解釈や運用に関する通達を6月末に改正し、囲い込みは処分対象だという見解を明確にした』とのこと。そしてレインズへの登録内容に虚偽があれば処分する方針で、この取り決めを2025年1月に施行すると記載してあります。
私も長らく注意喚起をしていた【物件囲い込み】の問題。問題の詳細は下記ページもあわせてご覧ください。
業者都合で早期売却を願う売主を欺き、買いたいお客様を持つ仲介業者にとってはその物件を紹介できないことになる【物件囲い込み】については近年、少しずつ問題提起をする記事やYoutubeも出てきました。
大手不動産仲介は「囲い込み」が蔓延?! 住友や三井などは40%以上! 売却時は両手比率が高い会社に注意を
「囲い込み」をしない仲介会社はどこなのか? 大手不動産仲介会社の最新の両手比率を試算したところ、「両手取引」の蔓延が判明した。両手取引は顧客に不利益な囲い込みにつながりやすいので注意が必要だ。ここでは、違法な囲い込みの実態や囲い込みを行わない不動産会社の見つけ方などを解説しよう….
ダイヤモンド不動産研究所
不動産取引の流動性も高めるこの動き、国交省にはぜひポーズだけではない厳格な取り組みを希望します。明確な処分が定まれば【物件囲い込み】撲滅への大きな一歩となります。
またこれを機に『ふれんず』は物件囲い込みのない唯一の不動産ポータルサイトして、頑張って欲しいものです。
これからも私は【囲い込み】や【両手仲介】など不動産業の闇に切り込む所存です!!!