新着物件が行方不明、そのワケは?

新着物件が行方不明、そのワケは?

平日の夕方、お仕事帰りの会員様が来社されました。この会員様はとても勉強熱心な方で、会員登録後の昨年、宅建士の資格を取得、現在はFP取得に向け勉強中とのこと。お忙しい仕事の中、常に新たなスキルを得られている会員様のためにも、私も日々アップデートを重ねています。

多くの会員様との関係はお客様というより、友人や家族的にお付き合いさせていただいております。共通の趣味を楽しんだり、仕事以外のお話、忌憚ないご意見や要望なども聞くことが出来ます。会員様との時間は楽しいものです。つい時を忘れて5.6時間はざらに過ぎ去ってしまいます。

昨日の会員様とも不動産取引の問題点等で盛り上がりました。その中で、まだ私が伝えようとしている問題点が、HP上ではうまく伝えきれていないと感じました。なので改めて問題提起をしていきます。


新サービス新着くんはとても評判が良く、多くのアクセスをいただいております。この新着くんを始める際に、ふれんず事務局に働きかけ、福岡宅建協会の情報サイトふれんずに不正に新規登録する業者の数は激減しました。しかし未だ不正を行う業者は存在します。今回もふれんずチェックをしていて行方不明物件が2件ありました。

(私が命名した)行方不明物件とは、新着物件としてメール配信された物件なのに、その日のうちに物件情報のリンクが切れ『物件情報が見つかりませんでした』と表示される物件です。

物件情報が見つかりませんでした

行方不明物件の予想する原因としては、専任媒介で売却を依頼された時に発行しなくてはいけないレインズの登録証明書を発行するためだけに物件登録をします。その後情報を抹消して、物件情報はSUUMO等の有料広告のみに掲載をします。こうして不動産業者の客付けを拒否することで、両手の仲介手数料を狙う手法と思われます。

売主は物件の登録状況を知らない…。
売主は物件の登録状況を知らないことも…

これは以前から問題視されている手法です。ふれんずではこの手法が使えません。その理由は、ふれんずでは共同仲介(福岡県約5100社が加盟する福岡県宅地建物取引業協会の会員である業者と情報を共有して購入希望者を募り仲介をすること)が原則のためです。ふれんずに掲載している物件は業者から物件紹介を依頼されると原則断ることはできません。

この共同仲介という仕組みのメリットは、5100もの業者と情報を共有すること。これによって買い客を探す確率が格段に上がります。スピーディに買い客を探すことは売主にとって最大の利点です。

"ふれんず"の共同仲介は売主にとってメリット大!
“ふれんず”の共同仲介は売主にとってメリット大!

しかしふれんずに登録せず、SUUMO等の有料広告のみに掲載をして、業者からの紹介依頼を拒むと物件を欲しい買い客につながる確率は下がってしまいます。これはまさしく両手仲介を狙う業者都合の物件販売手法と言えるでしょう。

両手仲介を狙いたい!そのために他の業者には紹介しない
両手仲介を狙いたい!そのために他の業者には紹介しない

ふれんずの業者間情報は、無料で掲載が出来ます。そして本来、売主から売却を1社専任で頼まれれた専属選任媒介や専任媒介の物件は、レインズ登録義務もあります。

売主から売却を1社専任で任せられた以上、多くの業者にも情報を伝え早期売却を実現するべきです。売手と買手から仲介手数料を得る事だけに拘り、ふれんず登録して登録証明書だけを取得、直後に物件登録を抹消する手口。売主の立場に立てばどうでしょうか?

不動産売却のページでも説明していますが、被害を受けるのは不動産業者を信じて売却を依頼する売主です。詳しい内容は下記不動産売却ページの説明もご覧ください!


一般エンドユーザーがよく目にする不動産情報SUUMO、新聞、チラシ広告が囲い込みの温床になっているかもしれません。売主の利益より業者都合が原因で起こる物件の囲い込みについては、不動産市場を扱う媒体は真摯に取り組みべきです。

とりあえず行方不明物件については、ふれんずの一会員である私には確認することができないので、登録番号がわかるふれんず事務局に報告し、なぜ行方不明になったのか、真実を突き止めたいと思います!


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