不動産時事放談|相続不動産を売却しませんか?というDM

相続不動産を売却しませんか?というDM

先般、とある相続不動産を販売用に仕入れたところ、立て続けに売却を促すDMが複数の不動産業者から送られて来ました。先日、パトふれくんに写真付きで紹介しましたが、その後も別の業者から送付されています…!

不動産業者から送られてきたDM

堤エステートは個人事業のため、商品となる物件も個人名で仕入れます。謄本を見て素人と思って送っているのでしょう。名の知れた大手業者から中小零細業者まで、売主を囲い込むのにしのぎを削っています。

当初は登記簿謄本を見て所有者の住所宛に営業DMを送ったのかな?と思っていました。しかしDMの文言に『不動産を相続された方へ…』的なことが記載されているのが気になりました。あまりにもピンポイント過ぎます。

今回の物件は、当社が仕入れた物件が相続不動産であって、私が相続したわけではありません。しかし内容は私が相続した不動産に対しての営業DMです。

ちょっと気になり、調べてみると以下のようなものを見つけました。なんと宅建協会と同じような不動産業界団体である、全日本不動産協会のサイトに営業DMの出し方としてレクチャーされているじゃないですか!

相続案件の取扱いを増やす方法

公益社団法人 全日本不動産協会
全日本不動産協会|相続案件の取扱いを増やす方法

この手法を、まさか公益社団法人である全日本不動産協会がQ&Aで載せていることに驚きました。それもフローチャート付で…。

登記簿謄本は法務局にて誰でも閲覧・取得ができます。また相続情報として【不動産登記受付帳】も取得できます。これらは法的には問題ないのは確かです。ただ予想するに、これらの情報を名簿として販売している名簿屋の存在も透けて見えます。

私は自宅に次々と送られてくる営業DMを見て、何も分からない一般エンドユーザーの多くの人は、相続という個人情報を多くの業者が知っていることに不安を感じるのではないか…?と思ったものです。

いろいろ調べていくと、ダイヤモンド不動産研究所のサイトにも不動産相続の際のDMについて記事があり、意見を載せていました。皆様どう感じますか?

不動産を相続すると、なぜ電話やDMが来るの?調査方法は違法なのか、信頼できるのかを解説

ダイヤモンド不動産研究所
ダイヤモンド不動産研究所|不動産を相続すると、なぜ電話やDMが来るの?

送られてきたDMを見て思うことは一つ、相手にせず無視です。

昔から名簿業者からの情報を利用して投資用不動産を売る不動産業者は多くいましたが、最近では普通の不動産業者も相続をチャンスと捉え営業をかけるところが多くなっているようです。

それだけ売上が欲しいからで、不動産業者としてプロのスキルがあるかどうかはどうでしょうか???

まずは一般エンドユーザーも理論武装をして、信頼のおける不動産業者を探して下さい。数社話せば分かると思います。


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