セルフ型仲介|欲しい物件は自分が一番知っている!仲介手数料のメリットも
お客様自身で物件を探す…セルフサービスの仲介です
世の中、セルフサービスが増えてきました。注文した料理を自分で取りに行き、食べ終わったら自分で片付ける…。少し自分が動くことで、安くサービスを受けることができる、こんな合理的なサービスが不動産でも出来ないだろうが、そう考えていました。
お客様自身で動いてもらうことで、不動産業者の負担が減ること…、それはお客様自身で物件の情報収集を行うことと、内覧の前に気になる物件を下見し選別することで効率良く案内できる仕組みをつくることだと考えました。
これによってお客様は、業者から無駄な物件の提案を受けることもなくなります。また物件案内の際に、実際に物件を見ると外観から気に入らない…ということもなくなります。
更に業者にとっても、人件費やガソリン代などの経費や労力が減り、効率良くお客様へのサービス行えます。このことからコストが下がり、それがお客様へ仲介手数料のキャッシュバックという形で還元できるのです。お互いにとってメリットのあるサービス、それがセルフ型仲介サービスです。
物件情報は自分で探す
住まいを探すとき、購入の相談をした不動産業者に提案される物件がイマイチ…という経験はありませんか?お客様の好みや譲れない条件は、ご自身が一番分かっています。現在は昔と違い、不動産業者とお客様が目にする不動産情報の量に大差はありません。
理由はインターネットの普及です。例えば物件広告を新聞や住宅情報誌等の紙媒体に掲載した場合には1件当たり数万円、オープンハウスの折込チラシでは配布数にもよりますが、5~15万円と多くの費用を要します。
それに比べてインターネット広告では、掲載料が数百円からと安く、年々ネット反響が右肩上がりに増加しています。このように比較すると費用対効果の差は歴然としています。格安に物件広告が出来る事によって、日々、物件情報はインターネット上に登録されています。
だからこそ、インターネット等を利用して、お客様自身で日々情報をチェックしたほうが、お宝物件に出会えるチャンスがあるのです!実際に当社の会員様も、日々細かく物件情報を収集され、自身のアンテナに引っかかった物件の取得について、ご相談を下さいます。すると、私でもビックリするような物件を見つけて来られるのです。
また、情報収集をご自身でされると、物件価格の相場がわかってきます。まずは自分で物件の情報を探す!これがセルフ型仲介の基本です。
気になる物件は堤エステートにお問合せ
気になる物件を見つけたらまずは堤エステートにお問合せ下さい。広告を出している不動産業者には堤エステートから問合せをいたします。
お客様自身が広告をしている業者に問合せをされると、堤エステートがお客様の仲介業者として取引に入ることができなくなります。これは不動産業界の業者間ルールとなっていますので、まずは堤エステートにお問合せ下さい。
お問合せをいただいた物件の取引態様が「一般媒介」の場合は、まずは売主の調査を行います。「一般媒介」は売主が売却の依頼を複数の業者に重ねて依頼ができる契約です。基本的には当社でも売却活動が行える物件です。
売主から直接お客様にご紹介が行えることで、当社は買主であるお客様からだけでなく、売主からも仲介手数料をいただくことができます。利益も高くなりますので、お客様がこの物件を購入する時は当社にお支払いただく仲介手数料を上限より最大で55%割引させていただきます。当社オリジナルの価格交渉サービスを併用する事でさらにお客様に喜んで頂けると思います。※売主によっては価格交渉が出来ない事もあります。
一方、「専属専任」や「専任」の場合は、広告を出している業者を通してしか、物件の仲介をすることができません。その場合、仲介手数料は買主であるお客様からのみいただくことになります。したがって仲介手数料は上限より、最大で30%割引とさせていただきます。
仲介手数料の割引については物件毎に変わります。まずはお問合せ下さい。
つぎは物件の下見をお願いします
堤エステートが売主や仲介業者に物件の問い合わせをした後、お客様にその物件の資料と住所をお送りいたします。この住所をもとに、まずはお客様自身で物件の下見を行っていただきます。
物件の下見では物件の立地や環境、外観などをチェックしてもらいます。出来れば周辺の環境や最寄駅、学校の位置なども確認したいものです。この下見によって気になる物件の選別を事前に行えますので、無駄な内覧を避けることができます。
その場所に実際に住むのはお客様自身です。厳しい目でチェックをしてみてください。そして立地・環境・外観が気に入ったら、次は内覧依頼のご連絡をしていただきます。
内覧の手配をいたします
お客様から内覧のご依頼をいただいたら、ご案内の手配と準備をいたします。
そして一緒に物件をご案内し不動産業者の目で物件をチェックします。お客様にとって最適な物件か、価格は適正なのか、さらに資金計画なども総合的にご提案をいたします。
物件の購入を希望された場合は、住宅ローンの申請や契約に向けた動きを行います。価格交渉サービスの適用を希望される場合には、売主や売主側の仲介業者に価格交渉を行います。
ここからは通常の仲介業務と同じプロセスを踏みます。
一度の内覧で希望する物件にめぐり合えるとは限りません。「情報収集→堤エステートへのお問合せ→物件の下見→物件の内覧依頼→物件の内覧」この動きを何度も繰り返すこともあります。しかし大きなお買い物である不動産の購入。慎重に、そして根気良く探すことでお客様にとって本当に最適な物件に出会えると感じております。
今まで当社の会員様やお客様は、根気強く・そして業者任せにせず、真剣に住まい探しを努力された方は、本当に満足のいく住まいに出会われています。私共もそのようなお手伝いをさせていただけることを、誇りに思っております。
セルフ型仲介で取扱える物件
セルフ型仲介で取り扱える物件は、割引後の仲介手数料が50万円以上になる物件に限らせていただきます。物件の金額は「片手の手数料」と「両手の手数料」によって変わります。詳しくは下記の説明をご覧下さい。
取り扱える物件の最低販売価格 |
片手の手数料の場合 |
販売価格が1,580万円以上の物件 |
両手の手数料の場合 |
販売価格が650万円以上の物件 |
手数料が片手の仲介の場合
取引態様が「専属専任」や「専任」の場合、仲介業者が間に入る取引となりますので、堤エステートの報酬は「片手の手数料」となります。したがって「片手の手数料」の場合、セルフ型仲介で取り扱えるのは販売価格が1,580万円以上の物件となります。
1,580万円の仲介手数料の上限(3%+6万円+消費税)は56万7000円、これにセルフ型仲介で10%の割引を適用すると50万4630円となります。
手数料が両手の仲介の場合
取引態様が「売主」、もしくは「一般媒介」でも売主に交渉して直接に取引ができるのであれば、堤エステートの報酬は「両手の手数料」となります。この場合、セルフ型仲介で取り扱えるのは販売価格が650万円以上の物件となります。
650万円の仲介手数料の上限(3%+6万円+消費税)は26万7750円、これにセルフ型仲介で10%の割引を適用すると24万975円、これに売主の手数料26万7750円を足すと、合計で50万8725円となります。
取り扱える物件の価格設定をしている理由は、物件価格が低い場合、仲介手数料自体も低くなります。その仲介手数料に割引を適用いたしますと、全くの赤字となってしまいます。当方としても事業として行っている以上、最低限の利益を得る必要がありますので、お客様にもご理解をいただきたいと存じます。
気になる物件がありましたら、お問合せフォームから物件情報を入力の上、お問合せ下さい。明確な仲介手数料をお知らせいたします。
取扱いができない物件について
物件の中には、物件売却を依頼された不動産業者が、自身で買主も見つければ仲介手数料を売主と買主の両者から仲介手数料を得ることのできる 両手の手数料 を得るために、他社の仲介を拒んでいるケースがあります。確かに業者にとっては売主と買主の両者から仲介手数料を得られる点は効率的で魅力的です。
一方、売主サイドからみれば、より高く・より早く物件を売却したいのが一般的です。一昔前には物件情報はある意味ブラックボックス化していて、売物件情報を持つ業者主導の売買が横行していましたが、レインズへの登録義務とインターネットの情報網の整備とともに成約率が高まり、物件情報はオープンになりました。
上記のように両手の手数料に固執することは業者の都合でしかないと思うのですが、現実に取り扱えないケースもあります。この場合はその業者から購入していただくしかありませんので、お客様の判断にお任せするほかございません
不動産購入は物件探しから始まります。
多くの情報から気になる物件を探し、賢く不動産を購入しましょう