私も含めた不動産業者の仕入市場といわれる競売市場。最近では異業種参入も増えてきました。実際に競売市場からリフォーム業者によって落札された物件の実例を見てみましょう。
転売を考える業者は落札後の販売価格を予想して入札を行ないますので、 入札金額はその物件の仕入価格となります。また、一般流通市場で販売されている価格は、仕入価格にその物件を販売するための経費(仲介手数料等)や利益が上乗せされた金額になります。
開札の結果33件もの入札がありました。個人の方が20,720,319円で落札、新築分譲価格の2,010万円を超
えてしまいました。当方は残念ながら次点…。
順 |
入札金額 |
入札者名 |
1 |
20,720,319円 |
****
**** |
2 |
18,199,000円 |
ツツミ タケオ |
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順 |
入札金額 |
入札者名 |
3 |
17,190,000円 |
**** |
4 |
17,151,500円 |
*** *** |
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当方が出資した不動産会社が落札→転売した物件で、福岡では珍しい土地が所有権ではない借地権の
定期借地権付の物件でした。このような物件は、土地の高い都市圏で多く見られる傾向があります。
開札結果では、土地に所有権がないのが影響してか思いのほか入札者が少なかったのですが、考え方によっては割安な物件でかつ希少物件のため、代金納付後1ヶ月も経たずに早期売却の運びとなりました。

競売不動産のお話をすると、お客様からよく聞かれるのが「競売物件に住んで大丈夫なのでしょうか?」という質問です。
私がいつもお客様にお伝えするのが、競売不動産は物件が悪いわけではない、物件の所有者が手放さなくてはいけない事情ができたため、競売になった…ということです。物件のせいで競売なることはありません。
また競売は、不動産業者にとって商品となる物件の仕入市場です。お客様が分からないだけで、不動産売買市場には『出所は競売市場』という物件が多く流通しています。
右図は2008年度の福岡地裁本庁での落札件数ランキングですが、皆様がご存知の不動産会社の名前もあるかと思います。
そして私自身、お客様に競売不動産をお勧めするだけでなく、自宅として競売不動産に住んできました。今までに自宅として競売市場から2件、不良債権市場から1件購入しています。
口先だけではありません、論より証拠です!
2008年度の競売市場での私の実績は、年間100件以上の入札を行い、落札した物件は11件(会員様落札分除く)落札代金総額は1億1534万6000円となりました。これは昨年度の福岡地裁での落札ランキングでは個人としてはトップで、全体では15位にランクされています。勿論その他、下取り物件、不良債権市場での買取りも行っています。
お客様にプロの業者の多くが仕入れ市場として利用している、競売及び競売前の不良債権市場にも視野を広げていただき、物件選びの選択肢の一つとしてお考えいただけると幸いです。自分自身が購入するくらい美味しい市場の価値をお客様にも実感して頂けると思っています。