

平成10年2月、当事務所(当時:東区青葉)に64歳の単身女性が訪ねて来られました。お話を伺ってみると、閑静な住宅街にお住まいのこの方は、なんと勤務先から帰宅途中に強盗にあい、その際に転倒してケガまでされたとのこと。ご自宅周辺は夜間人通りが少ないことを逆手にとられたのでしょう。 それ以降「帰り道が怖くてしかたないので、現在の自宅を処分して安全な所に住み替えたい…。」と思われていたそうです。しかし新たな住み替え物件の購入に必要な自己資金は、売却代金以外ありません。そこでこれを機会に投資目的で5年前に現金で購入されたまま、何ら利用されていない郊外の土地についてのご相談もいただきました。
何ら利用されていない郊外の土地の物件調査をしたところ、問題が発覚しました。土地に接面する道路が道路認定されておらず、私道となっており共有持分登記がされています。
このままの状況では土地に建物の建築は出来ません。つまり一般的には売れない物件なのです。U様にこの土地の状況を報告したところ、地元のS不動産に勧められるまま購入をしていたようで、遊休地でも年に2回の雑草処理等の維持管理を負担に感じ、当方に相談する前から勧められて購入したS不動産に売却を依頼されていたようです。しかし売却が進まないことで今回、当方にも売却の相談をされたとのことでした。
U様との話し合いの結果、住み替えのために、現在お住まいになられている一戸建てと遊休地の売却を進めていく方向で販売を当方に一本化して頂きました。そしてU様と2物件の売却に対し専属専任媒介契約を結び、売却活動を開始しました。
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そして重要なのは、上記提案に基づく、物件選択です。 |
物件選びは以下の点を重視しました。
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上記提案のもと、プラン実行です。 |
ご希望の物件を取得するためには、まずは資産の売却です。U様にとっては、自宅である一戸建と、投資を目的とした問題のある遊休地、これら2つの所有資産をできる限り高く売却し、物件をいかに安価で取得するかがポイントとなります。
また、現在の自宅を売却すると住む場所が無くなってしまいます。2物件の売却を同時に進めながら住み替え物件の選定を行う必要があります。そして自宅の引渡し時期と住み替え物件の入居時期を合わせないと、賃貸が必要となり余分な費用が発生してしまいます。
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自宅売却分:2,490万円 - 残債:500万円 |
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土地売却分:1,000万円 |
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何とか遊休地は他業者からの客付けでほぼ周辺相場並みの価格、そしてご自宅はU様の知人に周辺物件の相場で、引き渡し時期も住み替え物件の入居時に合わせていただくという条件で上記2物件を売却することになりました。
これで新しい資産を取得するための約3,000万円の予算を確保することができました。次はこの資金を予算として、新たな自宅用マンションと投資用マンションを取得します。
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